世界中を走る高速鉄道

フランスのTGV

TGVはフランスで運行されている高速鉄道で、フランス国鉄が運営しています。日本では1959年に東海道新幹線の工事が始まりましたが、TGVはその翌年である1960年に考案されました。フランスではアエロトランと呼ばれる空気浮上式の列車が研究されており、同時に世界ではリニアモーターカーの研究が行われています。そのため、開発当初のTGVはアエロトランやリニアモーターカーも検討されましたが、実用性や費用の面で現実的では無かったのです。そして、最終的に鉄車輪方式によるTGVが開発されました。

そして、1981年9月27日にパリ~リヨン間でTGVが開業しました。TGVの最高速度は時速260キロとなっており、当時の新幹線を超える時速として世界から注目されたのです。さらに、TGVが開通したことでパリ~リヨン間の移動が航空機より早くなりました。1993年には最高速度300キロになっています。

パリ~リヨン間で開通したTGVですが、現在はパリから4本のTGV路線が開通しています。このLGV路線は合わせて約1800キロメートルとなっており、フランスの主要都市を結んでいます。そして、TGVの技術はスペイン、韓国、アメリカなどに輸出されており、世界でも信頼されている高速鉄道となりました。